先日「爆笑レッドカーペット」が終了した。
・・正しくは特番等で不定期継続らしいが、
事実上の番組打ち切りである。
初期の頃からほぼ毎回見ていたので、
あまりにも突然の発表に、あっけに取られてしまった。
短いネタをベルトコンベアのように流していくスタイルには異論もあったようだが、
個人的には「エンタの神様」(←これも終わった)のような長尺ネタ中心よりも、
「レッド」のほうが飽きがこなくて楽しむことができた。
(もちろんすべての芸人が面白かったというわけではないが)
この番組で初めて知る若手芸人も多かった。
ナイツ、パンクブーブー、ハライチなどのM-1ファイナリストもここが初見だった。
まだ見ぬ若手芸人を紹介してくれる存在としても貴重だったので、
無くなってしまうのは非常に残念である。
イキのいい若手芸人なんてどんどん出てくるものなので、
かつての「トリビア」などのようにネタ切れになる心配はないハズだが・・
やはりゴールデン進出というのが致命的なミスだったのだろう。
そもそもトンガっていることが売りである若手のネタが、
老若男女全てに受け入れられる訳が無い。
あげく最近はメインであるはずのネタ見せもほとんどやらずに、
ロケやらなぞかけ大会やらで目先を変えていた。
視聴率を取るための悪あがきだったのだろうが、
これが余計に番組を軽くしてしまったと感じる。
深い時間でコツコツとネタ中心でやっていけば、
長寿番組に成り得たかもしれないのに・・
TV局の編成にはバカしかいないのだろうか?
「レッド」以外にも、ゴールデン進出で自爆した番組は多い。
少し前だが「くりいむナントカ」もその一つ。
深夜時代から好きな番組だったのだが、ゴールデンに行った途端、
持ち味の過激さが消えてしまい、あっという間に終了してしまった。
あれは今でも口惜しい。
「深夜で人気が出てもゴールデン進出禁止」法とか、
誰か作ってくれないだろうか・・
んでは。
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