W杯終了から1ヶ月ちょっと。
ベスト16という結果で少しは日本の株が上がったようで、
何人かの選手が海外へ移籍していった。
全体的に見てドイツとロシアに行った選手が多いか。
長谷部や本田がいい仕事したおかげだろうか?
それとも日本人が戦術的にフィットするからなのだろうか?
そして、新しい代表監督にザッケローニが就任した。
技術委員長・原博実(現在は代行監督兼任w)が、
欧州に飛んで一線級の人物の獲得に奔走していたようだが、
私はその方針には概ね賛成であった。
以前にも書いたが、まだまだ日本は「教えを請う」立場であると思うからだ。
マスコミはなかなか新監督が決まらない事を批判していたが、
早く決めることがそんなに重要なのだろうか?
まあ選手の立場としては戦術がハッキリ見えたほうがいいのかな。
だが個人的には、もっとじっくり探しても良かったと思う。
また、この過程で様々な監督候補の名が挙がっていた。
中でも日刊スポーツは「ペケルマンで決定」などと誤報するクズっぷり。
結局ザッケローニの名前が出たのは地元イタリアの情報からのようで、
日本のマスコミの無能さを改めて思い知る形となった。
ザッケローニという人物については、
近年目立った成績を残していないことや、
隔世の感のある3-4-3信者であることなど、ネットで批判されている。
だがこればかりは、やってみなければ分からないところが大きい。
正直なところアジアカップは見るとは思うが結果はどーでもいいので、
(むしろコパ・アメリカでどれだけやれるかに興味がある)
じっくりと腰を据えて代表を強化していってもらいたい。
それで日本に合わなければ、すっぱり辞めてもらえればいいのだ。
・・ただし、まだしばらく日本人監督はゴメンだぞ。オプション用意しとけよ。
さて、先日のパラグアイ戦について。
W杯のリベンジマッチ(負けてないけどね)と銘を打って盛り上げていたが、
やはり本番の緊張感にはどうしてもかなわない。
久々に聞いたニッポンコールが、やけにマヌケに聞こえてしまった。
試合内容も同様。まあ親善試合なので仕方がないのだが。
お互いにプレスも弱く、球際の激しさも感じられなかった。
日本はこういう勝っても意味なしのホームゲームにはわりと強く、
はしゃぐ選手も出てくる(内田とか内田とか内田とか・・)のだが、
本番ではクソの役にも立たないのが記憶に新しいところである。
試合はドイツでも調子を上げてる香川がゴールを決め勝利。
最後に駒野も拍手の中出場。見世物としてはよかったのではないだろうか。
やはりあのヒリつくような感覚はしばらく味わえないのかな。
見る側として、早くW杯を基準とするところから離れなければならないようだ。
ところで、グアテマラってつおいの?
んでは。
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